お知らせ

得点の取れる子はテスト勉強のやり方を知っている

学生の皆様、ご進級・ご進学おめでとうございます。

4月から環境が変わる中で、テストの難易度も今までより上がっていくはずです。

そんな中、正しい勉強方法を身につければしっかりとした高得点がとれるはず。

今月の勉強方法は他塾の先生が作ったものですが、沢山の学生さんの参考になると思いますので、是非ご覧頂き、実践してみて欲しいと思います。

 

<勉強ができないという状態は自己肯定感を下げる>

「勉強しても伸びないのであれば、やりたくない」という気持ち、痛いほどわかります。こんな無意味な作業、どうしてやらなければならないのだろうかと思うのは当然のことです。

小学校1年生から学校教育が始まり、当初は、ひらがなを練習したり、足し算などの計算を楽しくやっていたはずなのに、いつの間にか勉強はややこしくてつまらないものになり、テストで評価されていくにつれて、自分のレベルというものを認識していきます。

周囲が「勉強しなさい」「塾に行きなさい」と圧をかけることも増え、それでも状態が変わらないのであれば、そのうち、自分と周囲の気持ちは「あきらめ」に変わっていきます。

もちろん、勉強ができることと、人生を幸せに生きていけるようになることはイコールではありません。今後、日本全体が知識の習得よりも知識の活用に重点を置く教育にシフトし、偏差値の価値も変わってくるでしょう。それでも、これからもテストはなくなりませんし、受験がなくなることも当分ないでしょう。

結局、子どもたちは小学校1年から高校3年生までの12年間を、今後もほとんど勉強とともに過ごすわけです。そんな子どもたちにとって、勉強ができないという状態がいかに、彼らの自己肯定感を下げる結果になってしまっているか。危惧する必要があるのではないかと思います。自己肯定感についてはデータにも示されています。例えば、「第38回教育再生実行会議」の参考資料には、国別の子どもの自己肯定感や、日本の子どもの自己肯定感と学力の関係の分析が出ていますが、ここからも学力が与える影響は小さくないことがわかります。

<得点の取れる子はテスト勉強のやり方を知っている>

勉強ができなくなった理由は直接的には、勉強していないことなのですが、以下の点は見逃せない問題だと思います。

「勉強方法を教えてもらったことがない」

ということです。

英語はこのように勉強すると高得点が取れるという方法を教えてもらったことはあるでしょうか。 中学生、高校生のときに、定期テスト前にテスト範囲表を渡された経験はあると思いますが、「テスト勉強のやり方」を教えてもらったことがあるでしょうか?

数学はどのように勉強すればいいか。国語はどのように試験勉強をすれば得点できるか。また、何日前から試験勉強する必要があるのか、教えてもらったことはあるでしょうか。本当は、すべてやり方が存在するのです。しかも、一部の天才的才能を持つ子を除き、高得点を取っている子は多少やり方は違えど、ほぼ同じようなパターンで行っています。

点数が取れる子は、勉強の方法を知っているのです。誰から聞いたかわかりませんが、知っているのです。これまで筆者は3000人以上の中・高生を直接指導してきた経験から、点数が取れる子はほとんど同じような勉強方法をとっていました。

しかし、そのような子は、ほかの子にそれを教えることをしません。聞かれてもいないことをあえて言う必要はないですし、言ってしまったら、みんな点数が取れてしまうという懸念もあるかもしれません。いずれにせよ、高得点を取る方法はこのようにして拡散せず、一部の上位5%程度の世界だけの話になるのです。

そこで、詳しい勉強法までは限られた字数の中では書けませんが、簡単にポイントを書いておきますので、お子さんに伝えてください。

・英語は音読20回をテスト勉強の第一段階で行う。新出単語の記憶は最終段階でやる。はじめに単語から覚える子は英語の点数が低い

・数学は平常時にやっておく。テスト勉強期間中に数学の勉強に時間を割いている子は全教科のテスト結果が悪い

・数学は平常時の勉強では、凡ミスで間違えた問題は正解として処理する。数学は解き方がわかることが勉強であり、計算ミスは試験の本番で発見する方法で対処する

・問題集は3回転しなければ効果がない。そして3回間違えた問題がテストに出て間違える可能性が高い問題である

・理社は記憶をしなければ問題集をやる意味がない。記憶をしてから問題集をやる

・歴史は教科書5回の黙読を、テスト勉強の第一段階で行う

・科目が少ない中間テストは少なくとも7日前から10日前、科目が多い期末試験は10日前から14日前から始める

上記のいくつかを取り入れるだけでも必ず点数が上がります。いきなりすべてやることは大変だと思いますので、はじめはいくつかだけ取り入れてやってみてください。

そして最後に「テスト勉強の3ステップ構成」について書いておきますので、参考にされてみてください。

【ステップ1】まだ覚えようとしていない段階→音読、黙読、ノート書き写し

この段階は、まだ試験勉強をやる気がない段階であるため、頭を使わず、ただの作業で済むことを行います。しかも、この段階では「覚えようとしない」ことがコツで、まだ試験勉強モードに切り替わっていない初期段階では「記憶」をしない。

覚えるまで繰り返すことで結果につながる

【ステップ2】覚える段階→重要用語を覚える、問題集を3回転させる

この段階は、「覚える」段階になります。重要用語の記憶や問題集の回転段階です。

【ステップ3】だめ押し段階(テスト前日)

最後の段階は、試験前日。この日は確認の段階で、ステップ2で3回やっても覚えられないことを再度インプットし直す。時間があれば2回やって間違えたものを。さらに時間があれば1回やって間違えたものを行う。

この3回やってもできない分が、テストに出ても間違える部分になりますから、これを試験前日に短期記憶でいいからインプットしてしまう。すると、自己最高点が取れることも。

このように仕組み化するのです。そして、不完全ながらでも、1回やってみると点数が上がるという実感が出てきます。するとさらに、欲が出てきて、仕組みを自分なりのオリジナルのやり方にカスタマイズしていくことでしょう。その段階までくれば、「自立」となります。ぜひ、上記の内容をお子さんに伝えてあげてください。

 

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